「朝、鏡をのぞいたら…あれ?また増えてる!昨日までなかったはずの白髪が、まるで“サプライズゲスト”のように登場。これって、もしかして髪の毛たちの反抗期!?」
50代に突入すると、白髪との“いたちごっこ”が日常茶飯事。
染めても染めても追いかけてくる、白髪の執念…
私は一体いつまで染め続けなければいけないのか?
白髪の基本知識と“心”の関係
白髪ができるメカニズムを分かりやすく解説
髪の色は、毛根にある「メラノサイト」という細胞が作るメラニン色素によって決まります。生まれたばかりの髪は無色透明ですが、メラノサイトがメラニンを供給することで黒や茶色に色づきます。
しかし、年齢を重ねるとこのメラノサイトの働きが衰えたり、数自体が減ったりして、髪に色がつかなくなります。これが白髪の正体です。
白髪には「休止型」(メラノサイトはあるが働きが鈍い)と「欠失型」(メラノサイト自体が減少または消失)の2タイプがあり、特に欠失型が多いとされています。
白髪が生え始める年齢や部位は人それぞれで、10代で生える人もいれば、50代でもほとんどない人もいます。
ちなみに、「白髪を抜くと増える」という都市伝説は科学的根拠がなく、抜いても増えることはありません。ただし、無理に抜くと頭皮や毛根を傷めるので、根元からカットがおすすめです。
ストレスや心の持ち方が白髪に与える影響を科学的に紹介
さて、「白髪はストレスで増えるの?」という疑問。
実はこれ、科学的にも裏付けがあり、強いストレスが白髪の発生を加速させることが分かっています。
ストレスを感じると、体は“戦闘モード”に突入し、交感神経が優位になります。すると「ノルアドレナリン」という物質が放出され、毛根の色素幹細胞が急激に働きすぎて“燃え尽き症候群”状態に。結果、メラノサイトの供給が追いつかず、髪が白くなってしまうのです。
また、ストレスで血管が収縮し、頭皮への血流が悪くなることで、メラニンの材料や酵素が毛根に届きにくくなり、白髪が増える原因にもなります。
「上司の小言で3本、子どもの反抗期で5本、パートナーの“また飲み会?”で10本!ストレスの数だけ白髪も増殖中!?」
…なんて、笑い話にしてしまえば、逆にストレスも減るかも!?
まとめると:
白髪は加齢や遺伝だけでなく、ストレスや心の持ち方とも深く関係しています。
「イライラしたら白髪が1本、笑ったら黒髪が1本増える」…そんな気持ちで、心のケアも白髪対策に取り入れてみましょう!
心の若返り処方箋
ーストレス発散法ー
心が軽くなる“お手軽リセット術”
• 大声で笑う・歌う
笑いは脳内のストレスホルモンを減らし、心も体もリフレッシュ。お風呂で歌を歌うのも効果的です。自分の“音痴っぷり”に笑ってしまえば、もう一石二鳥。
• 趣味に没頭する
映画やドラマ、読書、園芸、手芸など、好きなことに夢中になる時間はストレス解消に直結します。義務感ではなく「楽しい」と思える範囲で取り組むのがコツ。
• 友人とおしゃべりする
誰かと話すことで気持ちが整理され、悩みも軽くなります。おしゃべりの中で「白髪自慢大会」なんてやってみるのもユーモアたっぷりでおすすめ。
• 深呼吸や呼吸法
緊張やイライラを感じたら、4秒吸って4秒止めて8秒吐く「4・4・8呼吸法」や腹式呼吸でリラックス。気持ちが落ち着き、心も頭皮もリフレッシュ。
• お風呂でリラックス
ぬるめのお湯にゆっくりつかることで副交感神経が優位になり、心身ともにリラックス。お風呂で好きな歌を歌うとさらに効果アップ。
<前向きな心の持ち方のヒント>
• 「白髪=経験値アップ」と捉える
「白髪が増えた分だけ人生の深みも増した!」と前向きに受け止める。ジョーク交じりに「今日も知恵が1本増えた」と思えば、気持ちも軽くなります。
• 小さな幸せに目を向ける
朝のコーヒーの香りや、きれいな空、家族との何気ない会話など、日常の小さな“いいこと”を意識してみましょう。気分転換やリフレッシュに役立ちます。
• 「完璧じゃなくていい」と思う
白髪もシワも“自分らしさ”の一部。気にしすぎず、「まあいっか」と流す力も大切です。
「笑いは最強のアンチエイジング!」というメッセージ
「笑う門には黒髪来たる…笑いジワも素敵!」
医学的にも、笑うことで免疫力が上がり、ストレスホルモンが減少することが分かっています。
白髪が1本増えたら、鏡の前でニッコリ。「今日も笑顔で若返り!」を合言葉に、髪も心も元気に過ごしましょう。
心のケアは白髪対策の“裏ワザ”。笑いと前向きな気持ちで、内側から若々しさを育てていきましょう!
白髪対策に良い栄養素とおすすめの食べ物
- タンパク質
• 髪の主成分であるケラチンの材料。健康で丈夫な髪を作るために必須。
• 食品例:鶏肉(特にササミや胸肉)、魚、大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)、乳製品、卵 - ミネラル(亜鉛・銅・マグネシウム・ケイ素)
• メラノサイト(髪の色素細胞)の活性化や髪の健康維持に重要。
• 食品例:海藻類(昆布、わかめ、ひじき、めかぶ)、ナッツ類、レバー、豆類、穀類、ブロッコリー、アボカド - ヨウ素(ヨード)
• 甲状腺ホルモンの合成を助け、新陳代謝を促進し、メラノサイトを活性化。
• 食品例:昆布、わかめ、もずく、とろろ昆布、納豆、山芋、オクラ、魚介類 - ビタミン類(特にビタミンB群、ビタミンE、ビタミンC)
• 血行促進やエネルギー代謝を助け、健康な髪の成長をサポート。
• 食品例:豚肉、レバー、卵、乳製品、カツオ、マグロ、葉物野菜、果物(柑橘類、にんじん、トマト) - チロシン
• メラニン色素の原料となるアミノ酸。
• 食品例:乳製品、果物、魚、大豆、ナッツ - 黒い食べ物
• 黒ゴマ、黒豆、ひじきなどは腎臓機能を強化し、ホルモンバランスを整えるとされ、白髪予防に良いといわれています。 - 体を温める食べ物
• 血行を良くして白髪予防に役立つ。
• 食品例:根菜類(にんじん、サツマイモ、栗)、柿、ニンニク
注意点
• ヨウ素は過剰摂取に注意が必要(甲状腺疾患リスク)。
• バランスの良い食事を心がけ、極端なダイエットは避ける。
• 生活習慣の改善(適度な運動、禁煙、ストレス管理)も重要。
まとめ
白髪予防には、良質なたんぱく質やミネラル、ビタミンをバランスよく摂ることが大切です。
特に海藻類や黒ゴマなどの“黒い食べ物”、体を温める根菜類を積極的に取り入れ、健康的な生活習慣と合わせて白髪対策を行いましょう。
白髪予防におすすめの超簡単レシピを3つご紹介します。どれも手軽に作れて栄養満点です。
ー納豆味噌汁(発酵食品のWパワーで白髪予防)ー
【材料】
• 味噌汁(いつもの作り方で人数分)
• 納豆(ひとり1パック分)
【作り方】
1.いつもの味噌汁を作る。
2.沸騰直前で火を止め、納豆を加えてよく混ぜる。
(納豆の栄養を壊さず摂取できるポイント)
納豆と味噌の発酵食品パワーで腸内環境を整え、髪の健康をサポートします。
ーほうれん草と卵の味噌汁(ビタミンB群で髪の成長促進)ー
【材料】
• ほうれん草 1束
• 卵 2個
• 味噌 大さじ2
• だし 800ml
【作り方】
1. ほうれん草を茹でて3cm長さに切る。
2. 鍋にだしを沸かし、ほうれん草を加える。
3. 味噌を溶き入れ、最後に溶き卵を流し入れて固まるまで加熱する。
ビタミンB群が豊富な卵とほうれん草で健康な髪を育てます。
ーエビとヒジキの煮物(銅とミネラルでメラニン生成をサポート)ー
【材料】
• エビ 200g
• 乾燥ヒジキ 20g
• 人参 1本(細切り)
• 醤油 大さじ2
• みりん 大さじ2
• 砂糖 小さじ1
• だし 200ml
【作り方】
1. 乾燥ヒジキを水で戻す。
2. 鍋にだしを入れ、人参とヒジキを加え煮る。
3. エビを加え、醤油、みりん、砂糖で味付けし、煮汁が少なくなるまで煮る。
銅が豊富なエビとヒジキで白髪の原因となるメラニン不足を防ぎます。
これらはどれも短時間で作れて、白髪予防に必要な栄養素を効率よく摂れるレシピです。ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。
私の現在・・・
ちなみに私は、オシャレ染では厳しくなり、白髪染めをしたら、ガッシガシのパッサパサになり、雑誌やTVCMの毛染め、トリートメント、ファンデーション、本当に数え切れないくらい色々試してみて、今は、
カラートリートメントKURO&根元にはセザンヌのヘアメイクパウダーで、なんとか日々を乗り切ってますが、いつかは金髪!に路線変更しようと考えてます!笑。