法人カード選びって、まるで「社長のための大人買い」みたいなもの。
「せっかくのキャッシュレス時代、ポイントやら福利厚生やらで賢く稼ぐぞ!」と意気込んでみても、カードの種類が多すぎて「どれを選べばいいんだ?」と悩むのは、社長も社畜も一緒です(笑)。
そこで今回は「コスパ重視」で、法人カードをご紹介。
「年会費ゼロでポイント還元率も高い!」「追加カード発行数がすごい!」など、あなたの会社の懐事情もきっと笑顔になる(かもしれない)ランキングです。
必見!副業におすすめ!最強のクレジットカード10選。


1. 三井住友カード ビジネスオーナーズ | • 年会費:永年無料 • 限度額:最大500万円 | 特徴: 個人事業主や副業をしている人でも申し込みやすく、登記簿謄本や決算書が不要。追加カードも最大19枚まで発行可能で、経費管理にも便利です。 |
2. ライフカード ビジネスライトプラス | • 年会費:無料 • 限度額:最大500万円 | 特徴: 決算書や登記簿謄本が不要で、最短3日で発行可能。副業用の経費管理をしたい方におすすめです。 |
3. セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | • 年会費:初年度無料、 (2年目以降11,000円) • 限度額:30~500万円 | 特徴: 個人事業主や副業ワーカー向けで、ポイント還元率も高め。JAL/ANAマイルも貯まります。 |
4. Airカード | • 年会費:5,500円 (初年度無料キャンペーンあり) • 限度額:最大500万円 | 特徴: 最大1.5%の高還元率。リクルート系サービスやAmazonなどでポイント利用可能。会計ソフトとの連携も強みです。 |
5. マネーフォワード ビジネスカード | • 年会費:無料 • 限度額:最大5,000万円 | 特徴: ポイント還元率が1~3%と高く、発行枚数も無制限。副業の経費管理を効率化したい方に最適です。 |
6.楽天ビジネスカード | ・年会費:2,200円 ・限度額:最大300万円 | 楽天ポイントが貯まりやすく、楽天市場や楽天サービス利用者におすすめ。 |
7.オリコ EX Gold for Biz | ・年会費:2,200円 ・限度額:最大300万円 | 年会費が安く、国内外旅行傷害保険やショッピング保険も付帯。 |
8.アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン | ・年会費:13,200円 ・限度額:審査により決定 | ステータス性が高く、出張や海外利用時のサービスが充実。 |
9.JCB法人カード | ・年会費:1,375円 ・限度額:最大100万円 | JCBのスタンダードな法人カード。国内外で安心して使える。 |
10.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード | ・年会費:22,000円 ・限度額:最大500万円 | プラチナ特典や空港ラウンジ、コンシェルジュサービス付き。マイル還元率も高い。 |
審査が通りやすいカードは、個人事業主や副業ワーカー向けに設計されているものが多い
• 年会費無料や経費管理のしやすさ、ポイント還元率なども重視
• 会計ソフト連携や追加カード発行の有無もチェック
副業を始めるタイミングでクレジットカードを分けておくと、確定申告や経費精算が格段にラクになります。自分の副業スタイルや用途に合ったカードを選びましょう。

1. 三井住友カード ビジネスオーナーズ
三井住友カード ビジネスオーナーズは、中小企業の代表者や個人事業主(副業・フリーランス含む)向けに発行される、年会費永年無料の法人クレジットカードです。2021年11月に登場し、従来の有料法人カードと異なり、コストを抑えてビジネス用決済を始めたい方に最適な一枚です。
<主な特徴>
• 年会費永年無料
一般カードは年会費が一切かからず、追加カード(パートナーカード)も18枚まで無料で発行できます。
• 審査が柔軟で申し込みやすい
申し込み対象は「18歳以上の法人代表者・個人事業主」。起業したばかりの方や副業ワーカーでも申し込み可能で、必要書類は「本人確認書類」と「本人名義の金融機関口座」のみ。決算書や登記簿謄本は不要です。審査は個人の信用情報を重視して行われます。
• 高い利用限度額
利用枠は最大500万円まで設定可能(所定の審査あり)。まとまった経費や仕入れにも十分対応できます。
• ポイント還元率
通常は0.5%(200円につき1ポイント)ですが、対象の三井住友カード(個人カード)と2枚持ちすることで最大1.5%まで還元率がアップします。
• ETCカードも年会費無料
ETCカードも年会費無料(ただし前年度利用がない場合は550円)で発行できます。
• 海外旅行傷害保険が付帯
最高2,000万円の海外旅行傷害保険(利用付帯)が備わっています。
• ナンバーレス仕様
カード券面に番号が印字されていないナンバーレス仕様で、セキュリティ性も高いです。
• ビジネス特典
東海道・山陽・九州新幹線のネット予約サービスなど、ビジネス利用に便利な特典も用意されています。
<申し込み・発行の流れ>
• 公式サイトからオンラインで申込み
• 必要事項を入力し、支払い口座を設定
• インターネット口座振替設定ができれば、最短当日で審査結果通知
• 問題がなければ約1週間でカードが届く
ゴールドカードとの違い
• 上位の「三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド」は年会費5,500円(税込)ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降は年会費無料に。ゴールドには空港ラウンジやショッピング保険などの特典も追加されます。
注意点・デメリット
• 事業を行っていない個人や会社員は申し込み不可(副業や小規模事業でもOK)。
• 国内旅行傷害保険やショッピング保険、空港ラウンジサービスは一般カードには付帯しません。
<まとめ>
三井住友カード ビジネスオーナーズは、年会費無料・高い利用枠・柔軟な審査・セキュリティ性の高さが特徴で、ビジネス初心者から成長段階の法人・個人事業主まで幅広くおすすめできる法人カードです。
2. ライフカード ビジネスライトプラス
ライフカード ビジネスライトプラスは、法人代表者や個人事業主、開業・創業したての方でも申し込みやすい、年会費永年無料のビジネスカードです。特にコストを抑えたい中小企業や副業ワーカーに人気があります。
<主な特徴>
• 年会費永年無料(スタンダード)
スタンダードカードは年会費が一切かかりません。ゴールドカードでも初年度無料、2年目以降2,200円(税込)と低コストです。
• 高い利用限度額
利用限度額は最大500万円と、ビジネスカードとして十分な枠が用意されています。設備投資や高額な経費支払いにも柔軟に対応できます。
• 審査が柔軟・書類提出不要
決算書や登記簿謄本などの財務書類提出が不要。Web申し込みが完結し、最短3営業日で発行されます。設立間もない企業や個人事業主でも申し込みやすいのが大きなメリットです。
• ポイントが貯まりやすい
1000円利用ごとに1ポイント(最大5円相当)、還元率0.5%。誕生月はポイント3倍、入会後1年は1.5倍、利用額に応じてステージ制で還元率アップ。L-Mall経由のネットショッピングでは最大25倍のポイントが貯まります。
• 追加カードも年会費無料
従業員用の追加カードも年会費無料で発行でき、経費管理や支払いの一元化に便利です。
• キャッシング機能付き
現金が必要な場合にも対応可能。急な資金繰りや運転資金の調整にも役立ちます。
<付帯サービス・特典>
• 弁護士無料相談
法的トラブルや契約書チェックなど、ビジネス運営で役立つ弁護士無料相談サービスが利用できます。
• 福利厚生・旅行・カーシェアなど多彩な特典
ベネフィット・ステーションの優待、カーシェア「タイムズカー」会員カード発行手数料無料、海外アシスタンスサービス、旅行サービス、Visaビジネスオファー、Mastercardビジネス・アシストなど、ビジネスに役立つサービスが豊富です。
• 会計ソフト連携
会計ソフトとの同期が可能で、経費精算や帳簿管理も効率化できます。
<申し込み・利用の流れ>
• オンラインで申し込み(Web完結)
• 審査後、最短3営業日でカード発行
• 申込者個人との契約で、法人・個人事業主・開業直後でも可
• カードや案内書類は申込住所(自宅)に届く
ブランド
• Visa、Mastercard、JCBの3ブランドから選択可能
こんな人におすすめ
• 副業やフリーランス、設立間もない企業でコストを抑えたい方
• 高額な経費や設備投資にも柔軟に対応したい方
• ポイントや付帯サービスもしっかり活用したい方
• 追加カードで従業員の経費管理を効率化したい方
<まとめ>
ライフカード ビジネスライトプラスは、年会費無料・高い利用限度額・柔軟な審査・豊富な特典とポイント制度で、ビジネスを始めたばかりの方から成長段階の法人まで幅広くおすすめできるビジネスカードです。

3.セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、株式会社クレディセゾンが発行する、個人事業主やフリーランス、中小企業経営者向けの年会費永年無料ビジネスカードです。コストを抑えつつ、経費管理やキャッシュフロー改善、ポイント還元など多くのメリットがあります。
<主な特徴>
• 年会費永年無料
本会員・追加カード・ETCカードすべて年会費無料で利用可能。追加カードは最大9枚、ETCカードは最大50枚まで発行できます。
• 高い利用限度額
利用限度額は審査により30万円~最大500万円まで設定され、ビジネスの高額決済にも対応できます。
• 審査が柔軟・書類提出が簡単
申し込み時に必要なのは本人確認書類のみ。登記簿謄本や決算書は不要で、設立間もない事業者や副業ワーカーでも申し込みやすいのが特徴です。
• ポイント還元が優秀
通常の還元率は0.5%ですが、AWS(Amazon Web Services)、モノタロウ、Yahoo!ビジネスサービスなど特定加盟店では還元率2.0%(永久不滅ポイント4倍)となり、経費削減効果が高いです。
• 永久不滅ポイントが貯まる
貯まるポイントは有効期限が無期限の「永久不滅ポイント」。失効を気にせずじっくり貯めて使えます。
• 発行スピードが早い
最短3営業日で発行されるため、急ぎで法人カードが必要な場合にも対応できます。
• 会計ソフト連携
freee、弥生会計、マネーフォワードクラウドなど主要な会計ソフトと連携可能。経費管理や帳簿付けが効率化できます。
• 支払方法が多彩
国内では1回、2回、分割、リボ、ボーナス払い、海外では1回・リボ払いが選択可能です。
• オンライン申込完結
申し込みから発行までWebで完結し、手続きがとても簡単です。
• ビジネス特典が充実
WeWork利用料10%オフ、ビジネスサポートローン(最大950万円)、レンタルサーバーや会計ソフト優待など、事業運営に役立つ特典も豊富です。
こんな人におすすめ
• 副業やフリーランス、起業したばかりの個人事業主
• 年会費無料でコストを抑えたい方
• 高還元率で経費を少しでも削減したい方
• 複数名で追加カードを使い分けたい事業者
• 会計ソフト連携やWeb明細などで経費管理を効率化したい方
<まとめ>
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費無料・高限度額・高還元・柔軟な審査・豊富なビジネス特典が揃った、個人事業主や中小企業経営者の“はじめての法人カード”として非常に使い勝手の良い1枚です。
4. Airカード
Airカードは、JCBとリクルートが共同開発した、法人・個人事業主向けのビジネスカードです。最大の特徴は、業界トップクラスのポイント還元率1.5%を誇る点で、経費決済を効率よくポイント化したい事業者に非常に人気があります。
<年会費と申込条件>
• 年会費
本会員(代表者・個人事業主):5,500円(税込)
追加カード(使用者):3,300円(税込)
• 申込条件
18歳以上の法人または個人事業主が対象。小規模から大規模まで幅広い事業者が申し込めます。
ポイント還元と利用メリット
• 基本還元率1.5%(200円ごとに3リクルートポイント)
この還元率は一般的な法人カード(0.5%前後)の約3倍。例えば月10万円利用すれば1,500ポイント、年間で18,000ポイントが貯まります。
• ポイントの使い道
貯まったリクルートポイントはAmazon.co.jpやホットペッパー、じゃらん、ポンパレモールなどリクルート系サービスで1ポイント=1円として利用可能。Pontaポイントへの交換もでき、コンビニやJALマイル(0.75%還元)にも活用できます。
• ポイント加算タイミング
毎月15日締め、翌月11日にポイントが加算されます。追加カードごとにポイントが個別に貯まる仕組みです。
経費管理・会計連携
• 経費管理がラク
利用明細はJCBの「MyJCB」でいつでも確認可能。会計ソフト(freee、弥生会計など)とも連携でき、仕訳や帳簿付けの手間が大幅に削減できます。
• 支払いサイクル
毎月15日締め、翌月10日払い(休日の場合は翌営業日)でキャッシュフローの管理もしやすいです。
その他の特徴・付帯サービス
• ショッピング保険
海外利用限定で年間最高100万円のショッピング保険が付帯。
• 追加カード・ETCカード
追加カードは何枚でも発行可能(1枚ごとに年会費3,300円)。ETCカードも無料で発行・年会費無料です。
• 発行スピード
申し込みから約1週間で発行されます。
デメリット・注意点
• 年会費無料ではない(5,500円/年)。ただし月3万円以上利用すれば年会費分のポイントが貯まるため、実質負担は少ない。
• 利用限度額は10万円~100万円と、他の法人カードに比べやや低め(大規模決済には注意)。
• 一部の支払い(光熱費など)はポイント還元率が下がる場合あり。
<まとめ>
Airカードは「高還元率で経費をポイント化したい」「リクルートポイントやPontaポイント、JALマイルを効率よく貯めたい」法人・個人事業主に最適なビジネスカードです。会計連携や追加カード発行など、経費管理の効率化にも強みがあります。月3万円以上の利用がある事業者には特におすすめです。
5.マネーフォワード ビジネスカード
マネーフォワード ビジネスカードは、クラウド会計ソフトで有名なマネーフォワードが発行する法人・個人事業主向けのビジネスカードです。経費管理の効率化と高いポイント還元率、そして圧倒的な利用限度額が大きな特徴です。
<年会費・維持費>
• 年会費は実質無料
年間1回以上の利用があれば翌年度も年会費無料です。利用がない場合のみ1,100円(税込)が発生します。
• 入会費・発行手数料も無料
リアルカードは1枚目無料、2枚目以降や再発行は1枚あたり900円(税抜)ですが、バーチャルカードは何枚でも無料で発行できます。
利用限度額
• 最大1億円の与信枠
法人カードとしては非常に高額な利用枠が設定可能。大規模な決済や多人数での利用にも対応できます。
ポイント還元率
• 基本還元率1.0%
通常利用で1.0%のポイントが貯まります(法人カードの平均は0.5%程度)。
• 最大3.0%還元
マネーフォワード クラウドやマネーフォワードMEの利用料金をこのカードで支払うと、最大3.0%還元になります。
• ボーナスポイント制度
毎月の利用金額に応じて、最大50,000ポイントのボーナスが進呈される仕組みもあり、利用額が大きいほどお得です。
• ポイントの使い道
貯まったポイントは残高として経費支払いに充当でき、経費削減に直結します。
経費管理・カード発行
• バーチャルカードの無制限発行
部署別・用途別にバーチャルカードを無制限に発行でき、経費管理がしやすい。
• 会計ソフトとの連携
マネーフォワード クラウド会計との連携で、利用明細の自動取り込み・仕訳が可能。経費精算の手間を大幅に削減できます。
申込方法と発行までの流れ
• 申込はオンラインで完結
公式サイトからマネーフォワードIDでログインし、必要事項を入力。本人確認書類(運転免許証など)を用意します。
• 法人・個人事業主ともに申込可能
法人の場合は登記簿のアップロードが必要。個人事業主の場合は本人確認書類のみ。
• 審査は最短2営業日
審査通過後、リアルカードは最短3日で発送。バーチャルカードは即日発行も可能です。
<その他の特徴・注意点>
• ETCカードは発行不可
現時点でETCカードには対応していません。
• プリペイド型も選択可能
プリペイド型なら審査不要、開業直後でも発行できます。
• 年会費無料の条件に注意
1年間に1度も利用がない場合のみ年会費が発生します。
こんな人・企業におすすめ
• 年会費や維持費を抑えたい中小企業・個人事業主
• 高額決済や多人数でのカード利用が必要な企業
• 経費管理や会計処理を効率化したい方
• ポイント還元で経費削減を図りたい方
<まとめ>
マネーフォワード ビジネスカードは、年会費実質無料・高い与信枠・高還元率・経費管理の効率化を実現できる、現代のビジネスに最適な法人カードです。オンラインで手軽に申し込みでき、バーチャルカードの無制限発行や会計ソフト連携など、経営者・経理担当者の負担軽減に大きく貢献します。
以上、上記5選が副業に最も適した審査が通りやすいクレジットカードといえます!

6.楽天ビジネスカード
<主な特徴とメリット>
• 楽天プレミアムカードの付帯カード
• 楽天ビジネスカードは単体発行できず、楽天プレミアムカードの付帯カードとして申し込みます。両カードの利用限度額は合算されます。
• ポイント還元が高い
• 通常利用で1.0%、楽天市場での利用時は最大3倍のポイント還元。経費支払いでも効率よく楽天ポイントが貯まります。
• 経費と個人利用の明細を分けられる
• ビジネス専用カードとして、経費支払いの明細を個人利用と分けられるため、経理処理や確定申告がスムーズです。
• ETCカードを複数枚発行可能
• 1枚目は年会費無料、2枚目以降も低コストで発行でき、社用車や従業員利用にも便利です。
• 会計ソフト連携で業務効率化
• freee会計やマネーフォワードなど主要クラウド会計ソフトと連携し、経費精算や仕訳作業を自動化できます。
• ビジネス特典が充実
• Visaビジネスオファーなど、法人向け優待サービスも利用可能です。
• プライオリティ・パスが無料(年間5回まで)
• 楽天プレミアムカード特典として、世界1,400カ所以上の空港ラウンジが年間5回まで無料で利用できます(2025年1月以降変更)。
注意点・デメリット
• 単体発行不可
• 楽天ビジネスカードのみの発行はできず、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)の同時保有が必須です。
• 追加カードの発行不可
• 家族カードや追加カードは発行できません。
• 利用限度額は楽天プレミアムカードと合算
• 両カードの利用枠は最大300万円までとなり、プライベートとビジネスで使い分ける場合は注意が必要です。
<まとめ>
楽天ビジネスカードは、楽天市場や楽天グループのサービスをよく利用する法人・個人事業主に特におすすめの一枚です。ポイント還元率の高さや経費管理のしやすさ、会計ソフト連携など、業務効率化とコスト削減の両面で大きなメリットがあります。ただし、楽天プレミアムカードとのセット発行が条件となる点には注意しましょう。
7.オリコ EX Gold for Biz
オリコ EX Gold for Bizは、株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)が発行する、法人代表者・個人事業主向けのゴールドランク法人カードです。コストパフォーマンスの高さと、ビジネスに役立つ付帯サービスが充実している点が大きな特徴です。
2つのカードタイプ
• EX Gold for Biz M(法人代表者向け)
・社員用カード(最大3枚まで)発行可
・キャッシング機能なし
・支払い口座は法人名義
• EX Gold for Biz S(個人事業主向け)
・社員用カードの発行不可
・キャッシング機能あり
・支払い口座は個人名義または屋号+個人名義
スペックや付帯サービスはほぼ共通ですが、社員カードやキャッシング機能の有無などが異なります。
<主なメリット>
• 年会費が安いゴールドカード
初年度無料、2年目以降も3,300円(税込)と、ビジネスゴールドカードとしては圧倒的なコスパ。
• 高還元率ポイントプログラム
年間利用額に応じて最大1.2%まで還元率アップ。貯まった「暮らスマイル」ポイントは商品や他社ポイントに交換可能。
• 付帯保険が充実
国内・海外旅行傷害保険(最大2,000万円)、ショッピング保険など、ビジネス利用時の安心をサポート。
• 追加カード・ETCカードも年会費無料
法人カードでは社員カードを最大3枚まで、ETCカードも年会費無料で発行可能。
• 電子マネー・タッチ決済対応
iD、QUICPay、Visaタッチ・Mastercardコンタクトレスなど、キャッシュレス決済にも対応。
• 審査が柔軟で設立間もない法人・個人事業主にもおすすめ
決算書や登記簿謄本が不要。本人確認書類のみで申し込み可能。設立直後の法人や副業ワーカーでも比較的通りやすい。
• ビジネス特典が豊富
VisaビジネスオファーやMastercardビジネスアシストなど、ビジネス向け優待サービスも利用可能。
申し込みに必要な書類
• 個人事業主向け(S):本人確認書類のみ(キャッシング利用時は所得証明書が必要な場合あり)
• 法人代表者向け(M):法人代表者の本人確認書類のみ(決算書や登記簿謄本は不要、支払い口座は法人名義)。
注意点・デメリット
• 社員カードは法人向け(M)のみ発行可、個人事業主向け(S)は不可
• キャッシング機能は個人事業主向け(S)のみ
• 利用限度額は最大300万円まで(審査による)
<まとめ>
オリコ EX Gold for Bizは、「年会費が安い」「高還元」「付帯保険・ビジネス特典が充実」「審査が柔軟」と、コスパと実用性を両立したビジネスゴールドカードです。設立間もない法人や個人事業主、副業ワーカーにもおすすめできる一枚です。
8.アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カードは、法人代表者・個人事業主・フリーランスまで幅広く申し込めるビジネス向けクレジットカードです。アメックスならではの手厚いサービスと、経費管理のしやすさが特徴です。
<主なメリット>
• 法人・個人事業主・フリーランスでも発行可
申し込み時に決算書や確定申告書の提出は原則不要。本人確認書類のみでスムーズに申し込めます。
• 年会費はゴールドの半額以下
ゴールドカード(年会費36,300円)に比べてコストを抑えつつ、アメックスの付帯特典を利用できます。
• ポイントプログラムが充実
100円につき1ポイント(通常0.5%、オプション加入で最大1%)が貯まり、ANAやJALなど各種マイルや提携ポイントへの移行、キャッシュバックも可能。
• 空港ラウンジサービス
国内28空港+ホノルル空港のラウンジを本人無料で利用可能。海外ラウンジは「プライオリティ・パス」発行(利用時は別途料金)。
• 保険・補償が手厚い
海外・国内旅行傷害保険(最高5,000万円)、ショッピング保険(年間500万円まで)など、出張や高額決済時も安心。
• スマホ決済・タッチ決済対応
Apple Payやアメックスのタッチ決済に対応し、キャッシュレス決済もスムーズ。
• 経費精算が楽に
年会費は経費計上が可能。ビジネス利用明細もWebで管理でき、経費精算の効率化に役立ちます。
注意点・デメリット
• 追加カードは有料(1枚6,600円/年)。
• ポイント還元率は標準で0.5%とやや低め(オプション加入でアップ)。
• 海外ラウンジの利用は「プライオリティ・パス」発行後、利用ごとに35米ドルが必要。
• 申し込み後の住所変更不可・カード受け取りは10日以内など、発行時の注意点あり。
<まとめ>
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーンは、年会費を抑えつつアメックスのステータスとサービス、経費管理のしやすさ、手厚い保険・空港ラウンジ特典を得たい法人・個人事業主・フリーランスに最適な一枚です。経費精算や出張の多いビジネスパーソンにとって、コストパフォーマンスの高いビジネスカードといえます。

9.JCB法人カード
JCB法人カードは、日本発の国際ブランド「JCB」が発行する、中小企業や個人事業主向けのスタンダードな法人クレジットカードです。コストパフォーマンスの高さと、追加カードやETCカードの柔軟な発行、充実した付帯サービスが特徴です。
主な特徴
• 年会費が安い・初年度無料
一般カードは年会費1,375円(税込)で、Web申し込みなら初年度無料。ゴールドカード(11,000円)、プラチナカード(33,000円)も用意されています。
• 追加カード・ETCカードを複数枚発行可能
社員用の追加カードやETCカードが何枚でも発行でき、年会費も無料。車を業務で使う企業や、複数人での経費管理に便利です。
• ポイント還元率0.5%~最大10%
通常利用で0.5%(Oki Dokiポイント)、JCB PREMOへの交換など条件によって最大10%までアップします。
• 充実の付帯保険
国内・海外旅行傷害保険(最高3,000万円・利用付帯)、海外ショッピング保険(年間100万円まで)など、ビジネス利用時の安心をサポートします。
• 利用限度額は最大500万円(審査による)
事業規模や利用実績に応じて個別に設定され、まとまった経費にも対応可能です。
• 会計ソフト連携・経費管理がしやすい
弥生会計、freee、マネーフォワードなど主要なクラウド会計ソフトと連携でき、経費精算や帳簿付けの効率化に役立ちます。
• ビジネス優待サービスも充実
JCBタクシーチケット、福利厚生倶楽部、出張手配予約サービスなど、法人向けの優待・サポートも利用できます。
<申込条件・発行スピード>
• 法人または個人事業主が対象
• 申し込み後、約1週間で発行
こんな方におすすめ
• 社員用カードやETCカードを複数枚まとめて管理したい企業
• 年会費を抑えつつ、付帯保険やポイント還元も重視したい事業者
• 会計ソフト連携や経費管理の効率化を図りたい方
<まとめ>
JCB法人カードは「年会費の安さ」「追加カード・ETCカードの柔軟な発行」「ポイント還元」「保険・優待の充実」など、バランスの取れた法人カードです。中小企業や個人事業主のはじめての法人カードとしても、多くの企業で選ばれています。

10.セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレディセゾンが発行するビジネス向けプラチナカードで、法人代表者や個人事業主に最上級のサービスと高いコストパフォーマンスを提供する一枚です。
主なメリット・特長
• プラチナカードならではの充実特典
• 世界1,400カ所以上の空港ラウンジが利用できる「プライオリティ・パス(プレステージ会員)」が無料。
• コンシェルジュサービス、ビジネスサポート、各種優待プログラムも利用可能。
• ポイントが“永久不滅”で貯まる
• 有効期限のない「永久不滅ポイント」が1,000円ごとに1ポイント付与(還元率0.5~1.0%)。
• セゾンポイントモール経由で最大30倍、ANA/JALマイルやdポイント・Ponta・nanacoなど多彩なポイント・マイルに交換可能。
• JALマイルへの交換は最大1.125%の高還元率、交換手数料無料・上限なし。
• 最高クラスの付帯保険
• 海外旅行傷害保険:最高1億円
• 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
• ショッピング安心保険:年間最高300万円
• 高い利用限度額と柔軟なキャッシュフロー
• 最大9,990万円の利用枠(審査による)。
• 毎月10日締め・翌月4日払いで、最大56日間の支払い猶予が得られる。
• 申し込みが簡単・審査が柔軟
• 決算書や登記簿謄本の提出不要。Webから簡単に申し込み可能。
• 個人事業主やフリーランスでも申し込める。
注意点・デメリット
• 年会費は2025年6月から33,000円(税込)に改定予定。
• 家族カードは発行不可(追加カードのみ)。
• ポイント還元率は通常0.5%だが、特典やモール利用で大幅アップ可能。
<まとめ>
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、高いステータス性、充実した付帯サービス、永久不滅ポイント、プライオリティ・パス無料など、ビジネスに必要な特典が揃った最上位クラスの法人カードです。コストパフォーマンスも高く、経営者や個人事業主、フリーランスのビジネスシーンを強力にサポートします。
10枚の法人・ビジネスカードをご紹介しましたが、それぞれに特徴や強みがあります。年会費の有無、ポイント還元率、利用限度額、付帯サービスや保険の内容、追加カードの発行可否など、あなたのビジネススタイルや規模に合ったカードを選ぶことが大切です。今回の比較を参考に、コストパフォーマンスと利便性を兼ね備えた最適な一枚を見つけて、経費管理やキャッシュフローの効率化、さらにはビジネスの成長につなげてください。法人カードは単なる決済手段ではなく、ビジネスパートナーとしての役割も果たします。ぜひ慎重に選び、賢く活用しましょう。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
ちなみに私は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードを使ってますが、コンシェルジュサービスを利用して、海外旅行の際に渡航先の車の送迎の手配を依頼したり、おすすめの飲食店をチョイスしてもらったり、とても便利です。あと、プライオリティパスも申請可能なので、海外旅行など、行かれる方にはコスパ最強おすすめのカードだと思います!


最後まで読んでいただきありがとうございます。他カード会社とも比較して、自分に合ったコスパの良いカードを選んでくださいね!
